2017年12月10日日曜日

日本母体救命システム普及協議会(J-CIMELS)への麻酔科医インストラクターのお誘い

日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本麻酔科学会、日本臨床救急医学会、京都産婦人科救急診療研究会、妊産婦死亡検討評価委員会は「日本母体救命システム普及協議会(J-CIMELS)」を設立致しました。
https://www.j-cimels.jp/

本協議会が直接主催する講習会(“主催講習会”)では周産期医療に従事する方々に実践的なトレーニング(産後の出血性ショック、肺塞栓症、脳血管障害などの場面を設定し、各疾患での母体の救命処置の実技等)を受けていただいています。このコースで受講生が学ぶだけでなく、職場でコースを広めたり、救命救急や産婦人科、麻酔科の風通しがよくなったり、広がりを実感しています。

多くの麻酔科医は日常的に産科麻酔に従事しています。麻酔科医の妊婦の全身管理のスキルが妊産婦死亡を防ぐために役だつ機会です。
2017年11月の日本産科麻酔学会では麻酔科医だけを対象にしたベーシックコースも開催しました。麻酔科医のインストラクターが増えていただけるように努力していこうと思います。

コースの概要が動画でご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=_Q3Yaj53xf8

2017年7月29日土曜日

2017年7月20日木曜日

170720 誰が帝王切開の麻酔を担当しているのか 母体安全への提言2013 Vol.4より

麻酔科医というより麻酔担当医がいるかどうか、というのが現在の問題点である。
手術を担当する以外の麻酔科担当医がいれば異常の早期発見や対応に専従できる。
緊急症例は母児に問題点があることも多く、迅速な対応も求められる。麻酔担当医ではなく、麻酔科専門医が担当するのが理想である。
しかし、麻酔科専門医がすべての緊急帝王切開を担当できる分布をしていない。また麻酔科医を雇用できるほどの麻酔料金設定になっていない。麻酔科医を雇いたくてもやむなく自分たちで麻酔をせざるを得ない環境である。

専門医を充実させるのも日本の医療レベルを維持するために重要であるが、帝王切開の麻酔を麻酔科専門医に担当させるためには、帝王切開の麻酔のために麻酔科医を雇うための環境を整える必要がある。